[原子力産業新聞] 2006年4月20日 第2328号 <3面>

新規原子力FSに合意 バルト3国 10月までに報告書

バルト3国の3国営電力会社首脳は3月30日、ラトビアのリガで会談し、原子力発電所の新規建設に向けたフィージビリティ・スタディ(FS)の開始を正式に発表した。分野別に「技術・環境」、「財政」、「関連法規」、「送電インフラ」の4つのWGを立ち上げ、10月1日までに親委員会に報告書を提出する。

エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国は2月27日、リトアニアに共同で原子力発電所を建設することなどを盛り込んだ共同声明を発表。各国の国営電力会社は3月8日、具体的な可能性調査の開始で合意していた。これを受け、各国の国営電力会社が3月8日、具体的なフィージビリティ・スタディの開始で合意していた。


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