[原子力産業新聞] 2006年4月28日 第2329号 <3面> |
半数が原子力発電を支持 スウェーデン世論調査スウェーデンのスベンスカ・ダーグブラーデット紙の世論調査によると、同国民の50%が原子力を長期的に利用することを望んでいることが明らかとなった。同世論調査によると、回答した住民の33%が、国内の10の原子力発電所の利用を継続および運転期間の延長を望んでいる。また17%は、今後原子力発電利用をさらに拡大することを望んでいる。 この調査は同国民の原子力に対する姿勢の変遷を示しており、1999年には、原子力の即時廃止を望む人々が大多数だったが、今はわずか3人に1人となり、世論調査実施以来、原子力反対は最も少なくなった。24%は、現在の原子炉の運転寿命が切れた時点で原子力発電所を廃止することを希望している。 |