ユーラトム(欧州原子力共同体)供給局はこのほど公表した2005年版年報の中で、ウラン需給の現状について、数年の間はタイトな需給状態が継続すると予測した。
そのため、原子力事業者に、天然ウラン、濃縮ウラン、燃料集合体など燃料供給源を多様化させて、それぞれ長期供給契約を結ぶことを推奨。スポット市場での短期調達に過度に依存している事業者に対し、方針転換を促している。