[原子力産業新聞] 2006年6月22日 第2336号 <2面>

基準地震動の策定など検討開始 保安部会・小委

総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会の耐震・構造設計小委員会は14日、第5回会合を開催、新耐震設計審査指針に対応した事業者の耐震安全性評価手法および保安院の確認基準について具体的な審議を開始した。

今会合では、策定作業項目とともに、基準地震動Ss策定に関する解説等を検討した。

策定項目は@耐震安全性評価の基本方針ASs策定として、敷地ごとに震源を特定する地震動のうち「検討用地震」選定にあたっての地震の分類、同地震動のうち応答スペクトルに基づいた地震動評価および断層モデルを用いた手法による地震動評価、震源を特定せず策定する地震動評価B原子炉建屋基礎地盤の安定性評価C安全上重要な建物・建築物の耐震安全性評価D同機器・配管系の耐震安全性評価など。


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