[原子力産業新聞] 2006年6月22日 第2336号 <3面>

COLの審査期間 標準化進めば2年 米NRC委員長

米原子力規制委員会(NRC)のディアス委員長はこのほど、新規原子力発電所の許認可申請の審査は、標準化により24か月以内に完了するとの見方を明らかにした。

同委員長は3年前、最初の建設・運転一体認可(COL)の審査は、電力会社との調整に12〜18か月、審査と承認に42か月はかかる、との見解を示していた。しかし委員長は今回、「基準となる原子力発電所設計の初期作業が完了することで標準化が進み、以降の審査は24か月で済む」と審査期間の短縮化に自信をのぞかせた。


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