[原子力産業新聞] 2006年7月6日 第2338号 <2面>

日本原燃が発表 作業員の内部被ばくはなし

日本原燃は3日、青森県六ヶ所村の再処理工場・分析建屋で先月協力作業員が被ばくした調査結果について報告書を発表し、尿などの放射性物質を測定するバイオアッセイの結果では、放射性物質は検出されず内部被ばくはなかったと結論した。

対策として、放射線管理区域でアルファ核種を含む試料の分析作業を行う場合には、当面、マスクを着用することとし、そのエリアの範囲を明確にした。分析作業員の教育強化、管理体制の強化なども行う。


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