[原子力産業新聞] 2006年7月6日 第2338号 <3面>

ロシア連邦原子力庁 ミスアトム2006を表彰

ロシア連邦原子力庁は6月27日、「ミスアトム2006」コンテストの表彰式を行った。これは原子力業界に勤務する女性を対象に毎年開催されているもので、今年で3回目。ロシア、ウクライナ、カザフスタンから220名が出場し、美を競った。

コンテストは今年2月〜3月にかけて2段階で実施され、第1段階では、出場女性がウェブ上でアンケートに答え、写真を提出。第2段階では、優勝者と入賞者を決める3週間におよぶオンライン投票が行われ、「国際婦人デー」の3月8日に最終結果が発表されていた。

ミスアトムの栄冠に輝いたのはY.ベセロバさん(コラ原子力発電所勤務)とY.アクセノバさん(カリーニン原子力発電所勤務)。準ミスにはO.オスコルコバさん(ノボシビルスク化学プラント勤務)、3位にはA.フェドロバさん(サンクトペテルスブルグ・アトムエネルゴプロエクト社勤務)が選出された。

表彰式には連邦原子力庁のキリエンコ長官をはじめ、ロスエネルゴアトム社、アトムストロイエクスポルト社、TVEL社、TENEX社など原子力関連各社の重鎮が出席。キリエンコ長官は、「原子力産業界は科学的業績だけでなく、美しさでも有名。みなさんの愛のエネルギーこそ世界で最も平和で力強いエネルギーだ」と受賞者を激賞した。


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