[原子力産業新聞] 2006年7月20日 第2340号 <2面>

定期安全管理審査結果を通知 保安院

原子力安全・保安院はこのほど、東北電力女川3号機、東京電力福島第二・3号機、中部電力浜岡5号機の定期安全管理審査結果を通知した。女川3号がC、福島第二3号と浜岡5号はともにB評定となった。

女川3号機は、「定期事業者検査の実施体制は、自立的かつ適切に同検査を行い得るためには、相当程度改善すべき事項がある」とした。

原子力安全基盤機構の審査結果では重大な不適合は無く、改善必要事項が3件だったが、保安院は配管のライン番号誤表示により、測定すべき配管が測定される予定でなかった事象を重視したとしている。

福島第二・3号機は改善必要項目が1件、浜岡5号機は同じく2件だった。


Copyright (C) 2006 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.