[原子力産業新聞] 2006年7月20日 第2340号 <3面> |
ブルースA1、2運転再開へ前進 カナダカナダ原子力安全委員会(CNSC)は5日、ブルースA1、2号機の運転再開などにともなう環境影響評価報告書を承認した。CNSCは今後、両機に対する認可申請などの検討を実施。両機は2009年にも運転を再開する見込みである。 ブルースA発電所(=写真)は出力80万5,000kWのCANDU炉4基からなり、一時期経済性が低迷したことから、1990年台に運転を休止。その後、4号機は2003年に、3号機は2004年に運転を再開したが、1、2号機は燃料が取り出された状態で休止状態に置かれている。 ブルースA発電所を運転するブルース・パワー社は昨年10月、1、2号機の運転再開や2043年までの運転期間延長などで、オンタリオ州電力庁と合意している。 |