7月19日に信任されたポーランドのJ.カチンスキ新首相が、原子力発電開発を推進する姿勢を鮮明にしている。
同首相は就任演説で、ポーランド初となる原子力発電所の建設計画の策定に着手する方針を表明。国内世論が原子力に好意的に変化している点を指摘し、「世界的な原子力ルネサンスの流れの中で、ポーランドがトップランナーになるつもりはないが、流れに乗り遅れるつもりもない」と強調した。