[原子力産業新聞] 2006年8月3日 第2342号 <7面>

ひび割れ発見拡大 志賀2タービン翼

北陸電力は7月25日までに、志賀原子力発電所2号機の低圧タービンA、B第12段の羽根560枚の点検・検査を終え、このうち146枚にひびを確認した。

磁粉探傷試験の結果、低圧タービンAのロータの第12段で高圧タービン側140枚のうち46枚、発電機側で同29枚、Bで同じく50枚と21枚の羽根根元取付け部(フォーク)にひびを確認した。低圧タービン第12段の羽根はA、B、C合わせて840枚あり、同社では引続き点検を実施する。


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