[原子力産業新聞] 2006年8月10日 第2343号 <1面>

5年間で2,500億円 原子力機構がFBR開発費試算

日本原子力研究開発機構は、4日開催の文部科学省・原子力分野の研究開発に関する委員会の第14回原子力研究開発作業部会に、2010年までに必要なFBRサイクル研究開発資金の試算(=表)を示した。

実用化研究開発フェーズUで示した革新技術の評価、「もんじゅ」関連など総計2,484億円。革新技術では炉システムに233億円、燃料サイクルシステムに164億円が必要としており、「もんじゅ」関連は1,117億円。革新技術の評価活動が本格化する来年度以降は総計で年間500億円以上の資金が必要と試算した。


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