[原子力産業新聞] 2006年8月24日 第2344号 <3面>

米TVA、原子力に積極姿勢 来年5月にブラウンズ・フェリー1 再開目指す

テネシー峡谷開発公社(TVA)は3日、ブラウンズ・フェリー1号機の運転再開に向けた改造工事について「工事進捗率80%」の段階にあることを明らかにした。TVAは来年5月の運転再開を予定しているが、米原子力規制委員会(NRC)は「多くの検査項目が残っており、来年5月の運転再開は難しい」とコメントしている。

1985年3月以来運転を休止しているブラウンズ・フェリー1号機は、2002年から18億ドルを投じて改造工事を実施している。


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