[原子力産業新聞] 2006年9月7日 第2346号 <1面>

イラン問題で会談 金田副大臣 IAEA事務局長と

金田勝年外務副大臣は8月29日、ウィーンの国際原子力機関(IAEA)でエルバラダイ事務局長と会談した。

エルバラダイ事務局長は、イランの核問題をめぐる現状について、「今後数週間の対応が重要であり、NPT脱退、IAEA査察官の追放といった北朝鮮のような事態を招かないよう注意深く対応する必要がある」と述べるとともに、「国際社会はイランに核兵器の開発を許してはならないことでは一致している」との見解を示した。


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