[原子力産業新聞] 2006年9月14日 第2347号 <1面>

東電東通1・2が重要電源指定

二階俊博・経済産業大臣は13日、東京電力の東通原子力発電所1号機(ABWR、14年度運開予定)および同2号機(同、16年度以降運開予定)を重要電源開発地点に指定する旨、同社の勝俣恒久社長に指定通知を手交した。

03年の電源開発促進法廃止に伴い法的根拠が消滅した電源開発基本計画の機能を継承するため、04年に経産省など1府7省で構成する「重要電源関係府省協議会」(座長=望月晴文・資源エネルギー庁長官)が設置された。同協議会の初会合が8日開かれ、同発電所の重要電源開発地点指定に異論はなく、今回の指定となった。東電は今年3月に指定を申請。指定は日本原電敦賀3・4号機以来4年ぶり。


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