[原子力産業新聞] 2006年9月21日 第2348号 <3面>

ブルガリア ベレネ入札結果年内発表か

ブルガリア電力公社(NEK)は現在、ベレネ原子力発電所(PWR、100万kW級×2基)の建設再開計画への2件の入札を評価・検討しているが、年内には結果を発表する見込みである。

入札しているのは、@露アトムストロイエクスポルト社/仏アレバ社Aチェコのシュコダ・プラハ社/米シティバンク/伊ウニクレディト/チェコのコメルチニ銀行――の2つのコンソーシアム。両コンソーシアムとも、既存の機器をそのまま流用することを提案している。なお、運転開始は1号機が2011年、2号機が2013年を予定している。

ベレネ発電所は1984年に建設が開始されたが、住民の反対や資金難、また耐震面での問題などから1990年以降、建設工事が中断されていた。なお、1号機の工事進捗率は約65%である。


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