[原子力産業新聞] 2006年9月28日 第2349号 <2面>

保安部会 発電所新検査制度で 保全プログラムの検討開始

総合資源エネルギー調査会の原子力安全・保安部会保守管理検討会(主査=班目春樹・東京大学教授)は26日、初回会合を開催し、同部会「検査の在り方検討会」が提言した原子力発電所新検査制度の「保全プログラム」の技術的検討を開始した。保安部会の原子炉安全小委員会・安全管理技術評価WGとともに、08年度からの新制度導入を目指し、具体的制度設計が開始される。

冒頭、班目主査は「事業者の自立的、科学・合理的な活動をプロモーションするもの」として、同プログラムに基づく検査体制がより実効的なものとなるよう期待した。


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