[原子力産業新聞] 2006年9月28日 第2349号 <4面>

浜岡3制御棒 ボロンカーバイド型に

中部電力は19日、浜岡原子力発電所3号機のハフニウム板型制御棒のひび割れに関し、原因は材料・応力・環境3因子の重畳によるもので、同制御棒全13本をボロンカーバイド型に変更すると発表した。

ひび割れは全13本中、熱中性子照射量が7.1×10の21乗個/平方cm以上の5本で確認。酸素が溶け込んだ高温環境下、コマ部近傍部などで照射誘起型応力腐食割れが発生したと推定。


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