[原子力産業新聞] 2006年10月5日 第2350号 <1面> |
高市大臣が会見 食品照射で前向き見解示す高市早苗・特命担当大臣は9月29日に会見し、各担当分野の重点施策を述べた。この中で大臣はFBRサイクルの推進とともに、食品照射も前向きに検討すべきでは、との考え方を示した。
高市大臣は、「科学技術とイノベーションは持続的成長の源泉」の考えのもと、外国人研究者も活躍できる環境整備、ベンチャー企業支援等、関係省庁との連携が重要とした。国家基幹技術のFBRサイクル技術は、原子力政策大綱に基づき着実に進めると述べ、食品照射は、食品安全も担当する立場から国民の安心を前提とし、「他国でも行われているのだから日本でも進めて良いのでは」と前向きな姿勢を示した。
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