[原子力産業新聞] 2006年10月19日 第2352号 <2面>

国内空陸では検出されず 人工放射性核種

10月9日の北朝鮮による地下核実験の実施発表を受け、日本政府は同日付けの放射能対策連絡会議代表幹事会の申し合わせに基づいて、関係機関が全国各地で放射能観測を実施しているが、1週間たった17日発表現在、異常値の検出は見られていない。

具体的には、@47都道府県、環境省、(財)日本分析センターが実施している空間放射線量率の測定結果A航空自衛隊の航空機による日本上空3空域の大気浮遊じんの採取結果B47都道府県と同センターでの降水を含む降下物の採取結果――などで人工放射性核種も検出されなかった。


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