[原子力産業新聞] 2006年10月19日 第2352号 <3面>

チェコ 中間貯蔵施設が試験操業開始

チェコ電力は16日、ドコバニ原子力発電所(VVER440×4基)のサイト内使用済み燃料中間貯蔵施設で、試験操業を開始した。

同施設の建設費は2億コルナ(約10億6,000万円)。ドコバニ発電所の使用済み燃料を50年間貯蔵する。貯蔵容量は1,340トンで、同発電所が閉鎖される2045年までに発生する使用済み燃料を十分に貯蔵できる容量だという。

同発電所には1995年に操業を開始した中間貯蔵施設があるが、貯蔵容量は600トンで、昨年満杯になっていた。


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