[原子力産業新聞] 2006年10月26日 第2353号 <5面>

フィンランド エネ安全保障に関心が高まる

フィンランドのヘルシンギン・サノマット紙は19日、ギャラップ社と共同で実施した世論調査結果を発表。ロシアからの電力輸入拡大に反対する割合が87%と大多数に上ることが明らかになった。

また現在建設中のオルキルオト3号機に加え、さらに1基を新設することに関しては、59%が賛成している。

フィンランドでは近年、ロシアからの電力輸入量が上昇傾向にあり、2005年には電力消費量の20%にあたる169億8,900万kWh(ネット値)をロシアから輸入している。


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