[原子力産業新聞] 2006年11月9日 第2355号 <2面>

福井で「一日保安院」開催

原子力安全・保安院は25日、福井商工会議所(福井市)で、シンポジウム「一日原子力安全・保安院」を開催する。保安院幹部による原子力安全行政の個別課題の説明、有識者を交えた意見交換とともに、来場者との質疑応答を通じ、理解促進を図る。

前半は、広瀬研吉・保安院長の冒頭挨拶、青山伸・同院審議官の概要説明に続き、「検査制度の改善」「原子力発電所の耐震安全性」「新たな廃止措置制度」の各課題を説明。

後半は、「保安院の果たすべき役割と国民の役割」と題するパネルディスカッション。コーディネーターは科学ジャーナリストの中村浩美氏。パネリストは、秋庭悦子・消費生活アドバイザーコンサルタント協会常任理事、中川英之・福井大学学長補佐、広瀬院長、前田秀・保安院若狭地域原子力安全統括管理官、班目春樹・東京大学工学系研究科教授、渡辺数巳・福井新聞論説委員長。

参加の申込みはホームページ(http://www.ichinichi-hoanin.jp/index.html)から、締切りは16日。


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