[原子力産業新聞] 2006年11月16日 第2356号 <3面> |
「エネ政策は超党派で」 米中間選挙結果を受けNEIが声明米原子力エネルギー協会(NEI)のボウマン理事長は8日、前日判明した中間選挙の結果を受け、原子力への超党派からのサポートが継続されるよう求める声明を発表した。 ボウマン理事長は米国の原子力ルネサンスについて、共和党系の組織や団体だけでなく、民主党の支持基盤である労組や環境団体が、原子力の優位性を認識し始めたことが一因と指摘。エネルギーや環境政策を成功裏に実施するためには、長期かつ安定した党派を超えた支持が必要だとし、新議会に対して、引き続き原子力の果たす役割に対する強い理解を求めた。 また理事長は、いよいよ来年から、電力会社の建設・運転一体認可(COL)申請が開始する予定であることから、原子力発電所の新規建設プロジェクトが順調に進展するよう、新議会に協力を要請した。 |