[原子力産業新聞] 2006年11月16日 第2356号 <3面>

英国 NDA3サイトの帰属を明確化

英原子力廃止措置機関(NDA)は10月31日、今年3月に政府に承認されたデコミ戦略に従い、ウィンズケール、カペンハースト、コールダーホールの3サイトのデコミについて検討結果を発表した。

英原子力公社(UKAEA)が運転しているウィンズケール・サイトの運転認可は、ブリティッシュ・ニュークリア・グループ(BNG)のセラフィールド部門に移管。同サイトのUKAEAスタッフのほとんどは、BNGセラフィールド部門に所属を変更する。残る2サイトは、引き続きBNGセラフィールド部門の管理下に置かれる。

これによりBNG売却にあたって3サイトは、BNGセラフィールド部門の一部として売却されることが確認された。10月24日に示された政府方針によると、同部門の売却は他の部門の中でも最も遅く、2008年中旬が予定されている。


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