[原子力産業新聞] 2006年11月30日 第2358号 <2面>

志賀2号も耐震工事開始

北陸電力は27日、志賀原子力発電所2号機の耐震裕度向上工事を開始したと発表した。総点検による停止期間中に実施、来年4月末には完了の予定。

工事対象は、配管サポート類や電路サポート類。原子炉格納容器内の配管サポートの防振器を大容量タイプに取替えるとともに、同格納容器以外の配管サポートでも補強部材の取付け、高強度部材への変更、新サポートの追加設置などを想定している。また、電路類サポートもケーブルトレイや電線管の既設サポートへの補強部材の取付けなどの実施を検討する。

新耐震指針の趣旨を踏まえ、同工事により耐震裕度を更に高めるとしている。


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