[原子力産業新聞] 2006年12月14日 第2360号 <2面>

米DOE長官が来日 外相、経産相らと会談

米エネルギー省のS.ボドマン長官が、日本とクリーン・エネルギーやエネルギー安全保障、核不拡散分野における一層の連携を図ることを目的に来日した。

麻生外相や甘利経産相、遠藤文科副大臣らと会談し、OECD国際エネルギー機関(IEA)などの国際機関や、アジア太平洋経済協力(APEC)の枠組みを通じた日米両国の関係強化を議論。また、クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ(APP)、水素経済のための国際パートナーシップ(IPHE)、炭素隔離リーダーシップフォーラム(CSLF)、ITER計画、第4世代原子力システムの研究開発に関する国際フォーラム(GIF)などで引き続き協力することが重要であるとの認識で一致した。

12日には東京・渋谷にある東京電力の電力館を訪問し、日本の原子力発電や水力発電、省エネ技術などの展示を見学した。


Copyright (C) 2006 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.