０７年度版「原子力年鑑」を出版　日刊工業新聞社

旧日本原子力産業会議が前年まで出版してきた『原子力年鑑』の０７年版が、装いも新たに日刊工業新聞社から出版された。

旧原産の新協会への改組を機に、出版を同社に移管したもので、監修は今まで通り同協会が行い、内容も国内外の原子力情勢を正確に記録し解説するという、同年鑑の趣旨は踏襲している。内容は、第１章＝潮流―内外の原子力動向、「原子力政策大綱」から「原子力立国計画」へ、第２章＝核燃料サイクルの事業化と原子力産業、第３章＝放射性廃棄物対策と廃止措置、第４章＝各国の原子力動向（主要国だけでなく、情報を集めにくい国の最新情報まで解説）、原子力年表、略語一覧など。

執筆陣は原産協会スタッフをはじめ、原子力関連の各分野で活躍する専門家、研究者等を配している。Ｂ５判、４３０頁、定価１万４，７００円（税込み）。

問合せ等は、同社出版局書籍編集部（電話０３−５６４４−７４９３）まで。