[原子力産業新聞] 2007年1月5日 第2361号 <12面>

原子力法工学WS開催 10日に東大で

東京大学大学院の工学系研究科原子力国際専攻は10日午後、東京都文京区の東大・武田先端知ビルホールで、第1回原子力法工学ワークショップ「原子力と法規制の諸問題」を開催する。

開催趣旨として、日本の原子力開発の歴史は半世紀になり、原子力法制はいまや「制度疲労」に陥っているとの認識から、この問題の解決策を見出すために、「原子力法工学」という学問領域に足を踏み入れる必要がある、としている。

午後1時から、「原子力法制のうつりかわり」下山俊次・日本原子力発電参与、「原子力法制の課題」城山英朗・東大公共政策大学院教授の講演、コメント西脇由弘・同大院工学系研究科客員教授。

続いて「原子力法工学が取り組むべき課題とは」と題してパネル討論を行う。班目春樹・同大院工学系研究科教授を議長に、パネリストとして下山氏、城山氏のほか、木村浩・東大院工学研究科助教授、田邉朋行・電中研主任研究員、稲村智昌・東大院工学研究科特認助手。

参加費は無料、事前申し込みは不要。問合せは東大院原子力専攻・木村浩氏(http://www.n.t.u-tokyo.ac.jp/~socio/PolicyMaking/)まで。


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