[原子力産業新聞] 2007年2月1日 第2365号 <2面>

原産協会 4月青森で年次大会 海外要人が多数参加

日本原子力産業協会は1月25日、今年4月に青森市で開催する第40回原産年次大会の第3回準備委員会(委員長=遠藤正彦・弘前大学学長)を青森市内のホテルで開催し、その後、記者懇談会(=写真)を行った。

プログラムの大枠では、「原子力立国日本をささえる燃料サイクル――平和利用促進と核不拡散の調和を世界へ」を基調テーマに、4月9日(月)に関連施設のテクニカルツアー、夜レセプション、10日には開会セッション、特別講演、午餐会、セッション1「拡大する世界の原子力発電と原子力産業メインプレーヤーの展望」、11日は国際原子力機関(IAEA)主催のシンポジウム、12日は再び年次大会セッション2「今後、原子燃料は安定的に供給されうるか」、セッション3「青森が世界の原子力に果たす役割」となる。10日の昼には日本原子力学会・学生連絡会主催の学生セッションも予定。

世界的に原子力を再評価する傾向が強まりつつある中で、海外からもD.クライン米国原子力規制委員会委員長、A.ローベルジョン・アレバ会長、S.キリエンコ・ロシア原子力庁長官、A.ホワイト・GEニュークリア・エナジー社長、V.H.タン・ベトナム原子力委員長ら、地球温暖化問題に関する特別講演としてR.パチャウリ気候変動に関する政府間パネル議長ら多数の要人が参加する。

青森を中心として一般市民にも無料で参加の門戸を開くことにしており、新聞広告やチラシで参加を呼びかけることにしている。正式な参加案内は3月上旬に行う予定。


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