[原子力産業新聞] 2007年2月22日 第2368号 <2面>

安全委員会 新耐震指針でシンポ開催へ

原子力安全委員会は3月4日(日)、虎ノ門パストラル(東京都港区)で、「原子力安全シンポジウム―改訂された耐震設計審査指針と今後の取組」を開催する。昨秋に改訂された耐震設計審査指針について説明するとともに、改訂審議に関わった同委分科会委員を交えたパネル討論、参加者との対話を通じ、原子力施設の耐震安全確保への理解を深めるのがねらい。

安全委員会事務局、経済産業省、文部科学省、東京電力より、指針改訂の経緯とそれを踏まえた取組状況について説明した後、新指針の考え方と意義を焦点にパネル討論を行う。

パネル座長は鳥井弘之・東工大原子炉工学研究所教授、パネリストには、亀田弘行・京大名誉教授、佃榮吉・産業技術総合研究所研究コーディネータ、翠川三郎・東工大院総合理工学研究科教授、平野光將・原子力安全基盤機構総括参事。いずれも同委耐震指針検討分科会委員。コメンテーターとして井川陽次郎・読売新聞論説委員、首藤由紀・社会安全研究所副所長。

入場無料・申込み不要。問合せは安全委員会事務局(電話03―3581―9919)まで。


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