スロバキア　ボフニチェ発電所の増設も検討

スロバキアのＬ．ヤフナーテク経済相は２１日、政府がボフニチェ原子力発電所への新規増設を検討していることを明らかにした。すでに国際企業数社が関心を示しているという。

経済相によると、建設されるのは１基もしくは２基。国際入札を１年以内に開始し、遅くとも２０１０年までには着工したい意向である。

スロバキアでは昨年末、欧州連合加盟と引き換えに、ボフニチェ１号機が強制閉鎖されたばかり。同２号機も２００８年末に早期閉鎖されることになっている。

一方、スロバキア電力の経営権を握ったイタリア電力公社（ＥＮＥＬ）は、建設が中断されているモホフチェ３、４号機の建設を年内にも再開。５年内に運開させる計画を掲げている。