[原子力産業新聞] 2007年4月19日 第2376号 <3面>

仏アレバCEO 「PA分野でも日本原燃と協力」

仏アレバ社のA.ローベルジョンCEOは10日、青森の原産年次大会会場で記者会見(=写真)し、日本原燃とアレバ社の協力体制について語った。

ローベルジョンCEOは、両社はこれまでもフランスのラ・アーグ再処理施設で日本原燃の運転員の訓練を行った経験があり、十分な協力実績があると指摘。米国の国際原子力・パートナーシップ(GNEP)に対して、両社の経験を活かして参加していきたいとした。GNEPの先進湿式再処理の研究開発については、日本原燃とアレバが共同で、先進的専焼炉についてはアレバが単独で協力する考えだ。

また同CEOは、人々の原子力に対する恐れや不安を過小評価すべきでなく、日本原燃とリスク情報の共有化や、PA分野等での協力も実施していきたい、と強調した。


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