[原子力産業新聞] 2007年4月19日 第2376号 <4面>

第40回原産年次大会 【セッション1】「拡大する世界の原子力発電と原子力産業メインプレーヤーの展望」

アンヌ ローベルジョン・アレバ グループ 最高経営責任者

日仏両国は同じような原子力政策を持っている。

今後建設される原子炉は、440基近くの世界の既存原子炉と合わせて、燃料を必要とし、燃料サイクル・サービス等も必要としている。アレバは、これらの顧客への原子炉供給と燃料サイクル・サービスを使命としている。燃料供給、大型機器の供給体制も強化している。

アレバは30年以上にわたるフロントエンド・サービスを通して、日本の顧客、パートナーと長期的な関係を築き、長期的かつ確実な供給を確保するとの日本の戦略的政策に貢献してきた。現在アクティブ運転を行っている日本原燃六ヶ所再処理工場の設計、建設、試験を支援してきたことを誇りに思っている。

伸び続ける世界のエネルギー需要は、日本企業との新しい協力の機会をもたらしている。三菱重工業とアレバは力を合わせ、新型中規模PWRを市場に提供すべく努力している。


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