第４０回原産年次大会　【セッション３】　「Locally and Globally―― 青森が世界の原子力に果たす役割」

〈パネル討論〉
末永洋一・青森大学総合研究所所長

我々は一昨年の１０月に「原子力産業と地域・産業振興を考える会」を設立した。県内の原子力関連施設が持つ人材、技術などを青森県の産業、経済、社会に繋げようというものである。このためには、まず国が「ブレない」政策を推進し、原子力事業者は安全を前提に着実に事業を進め、県民と民間企業が自己の能力と技術の向上を図り、事業者と一体になって新産業の創出や技術革新に努力することである。