[原子力産業新聞] 2007年4月26日 第2377号 <3面>

さらに6基を建設へ

ロスエネルゴアトム社のS.クリソフ副総裁は15日、起工式後に記者会見し、2008〜2013年にかけて、年間1基ずつ計6基のFNPPを起工する計画を改めて示した。初めの3基の工期は3.5〜4年、残る3基の工期は3年で、いずれも2012〜2016年に運開する計画だ。副総裁は昨年11月にも、「2015年までに(アカデミック・ロモノソフFNPPを含め)7基のFNPPを建設する」と語っていた。

副総裁によると、FNPPにはナミビアやカーボベルデなどアフリカ諸国が関心を示しており、ロスエネルゴアトムの代表団が詳細な交渉のため、近くアフリカを訪問する予定だという。


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