[原子力産業新聞] 2007年5月17日 第2379号 <3面>

アルメニア 原子力発電の継続で2オプション

アルメニアのR.コチャリャン大統領は4月27日、同国が原子力発電利用を継続する方針に変わりはないと言明。@原子力発電所の新規建設A既存のアルメニア2号機のバックフィット――の2つのオプションを検討中であることを明らかにした。

大統領は2012〜2013年に最終的な決定を下すとしている。

アルメニア政府と欧州連合は、代替電源の確保を条件に同2号機の閉鎖で合意に達していたが、閉鎖に伴う代替電源の確保や廃炉問題などで折り合いがつかず、早期閉鎖が難航している。


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