[原子力産業新聞] 2007年5月24日 第2380号 <2面> |
甘利大臣も出席して総合シンポ 今月30、31日原子力学会など38学協会が主催する原子力総合シンポジウムが30日、31日の両日、東京・六本木の日本学術会議講堂で開催される。 30日は近藤駿介・原子力委員長が「原子力学界の当面する重要課題」、荒木由季子氏(国土交通省)が「新たな視点で原子力産業を見る――消費者満足、地域満足、社会満足、従業員満足」と題して講演。 午後は「エネルギー教育」についてのパネル討論の後、甘利明・経産相も参加するパネル討論「エネルギー政策基本法制定の経緯と我が国の長期資源エネルギー政策」(モデレータ・山地憲治氏)では、齊藤鉄夫氏(衆院議員・公明党)、大畠章宏氏(同・民主党)、柳瀬唯夫・経済産業省原子力政策課長、小川順子氏(WIN−Japan)が意見交換する。 2日目は、鈴木篤之・原子力安全委員長「原子力安全を巡って――よりロバストな仕組みは」、十市勉氏(日本エネルギー経済研究所)「国際エネルギー情勢」の講演。環境とエネ・セキュリティー両立への課題では、環境教育、省エネ、再生可能エネルギー、二酸化炭素の地中貯留、核不拡散、核融合など8課題について講演が行われる。 参加費無料、資料は5,000円。問合せは日本原子力学会まで。 |