[原子力産業新聞] 2007年5月31日 第2381号 <3面>

英国 原子力産業界エネ白書歓迎

英原子力産業協会(NIA)は23日、エネルギー白書を歓迎するコメントを発表。主要な原子力事業者は新規建設に向けた準備を整えており、関連業界や主な地方自治体も、新規建設がもたらす経済的効果を歓迎していると指摘した。

米ウェスチングハウス社も同日、エネルギー白書を歓迎。同社がすでに英保健安全執行部(HSE)の原子力局にAP1000の設計認証を申請していることを明らかにし、建設協力に向けた強い意欲を表明した。

仏電力公社(EDF)も英国の新規建設への協力を表明。近く、英当局にEPRの設計認証を申請する方針を明らかにした。

一方、英国の電力会社であるブリティッシュ・エナジー社は、同社が国民との意見交換の場において前面に立つ意欲を強調。今後も、建設候補サイトの事前評価作業や原子炉供給候補者との調整を継続するとした。


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