[原子力産業新聞] 2007年6月7日 第2382号 <2面> |
人材育成採択課題決まる 大学・高専合わせ37件文部科学省と経済産業省はこのほど原子力人材育成プログラムの07年度採択課題を決定した。 公募したのは研究促進、研究基盤整備、教授人材充実、教育支援、チャレンジ原子力体感の5プログラム。合計で大学64件・工業高等専門学校16件の応募があり、審査委員会(座長=齋藤伸三・前原子力委員長代理)が同29件・8件を選んだ。例えば研究促進で東京大学は、「原子炉から取り出した中性子利用装置の設計・製作・性能評価による研究者の育成」を、東京工業大学は、「学生による小中高生・一般向けの原子力・放射線に関する実験・実演用教材の開発」を行う。 採択課題は次のとおり。▽研究促進〈大学〉=東海・東京・東北・東京工業・武蔵工業・大阪府立〈高専〉=松江・富山・福井・釧路・阿南・茨城▽研究基盤整備〈大学〉=東北・京都・東京▽教授人材充実〈大学〉=名古屋・大阪・京都・福井〈高専〉=福島・八戸▽教育支援〈大学〉=九州・東京・大阪・東京工業・北海道▽チャレンジ原子力体験〈大学〉=東海・近畿・東京2件・京都・大阪・武蔵工業・東京工業・東北・福井・八戸工業。 |