[原子力産業新聞] 2007年6月7日 第2382号 <3面>

米国 パイクトン濃縮施設着工

USEC社は5月31日、パイクトン遠心分離法ウラン濃縮施設(アメリカン・セントリフュージ・プラント)を着工した。

同プラントの総工費は23億ドル。2009年後半にも部分操業を開始し、2012年には全1万1,500基を設置し、フル操業を開始する予定だ。

同プラントの濃縮能力は年間3,800トンSWUだが、USEC社は将来的にプラントをモジュラー建設し、濃縮能力を2倍に拡大することも視野に入れている。

なおアメリカン・セントリフュージの実証施設が同じパイクトン・サイト内に建設されており、今年中旬にも試運転を開始する見込みである。


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