[原子力産業新聞] 2007年6月14日 第2383号 <3面>

ブルガリア ベレネ発電所 共同出資に10社が名乗り

ブルガリア電力公社(NEK)が募集していたベレネ原子力発電所への共同出資案件について、締切の6日までに、10社から関心表明書が提出されていることが明らかになった。

ベレネ発電所(PWR、100万kW級×2基)の建設再開プロジェクトは、露アトムストロイエクスポルト社を主契約者とし、2008年の建設再開、2014年の初号機運開を目指し準備作業が進められている。

NEKは5月2日、ベレネ発電所を所有するベレネ電力(BPC)を設立し、BPCへの自己出資比率を51%にする方針を発表。残る49%の出資者を募集していた。

NEKに関心表明書を提出したのは仏電力公社、エレクトラベル(ベルギー)、エンデサ(スペイン)、伊電力公社、独RWE、独Eオン、チェコ電力、ATEL(スイス)、EGL(スイス)、クメリオ(ブルガリア)の10社。


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