ロシア　政府、ＡＥＰ発足を承認

ロシアのＭ．フラトコフ首相は７日、アトムエネルゴプロム（ＡＥＰ）設立に関する大統領令とＡＥＰ役員人事を承認した。ロシア連邦原子力庁のＳ．キリエンコ長官がＡＥＰ会長に、ロスエネルゴアトム社のＶ．トラビン副総裁がＡＥＰ総裁に就任する。

ＡＥＰは同国の民生用原子力産業を統括する持ち株会社で、ウラン鉱山開発・燃料加工・発電・機器製造から核燃料サイクルに至るまで、民生用原子力分野の国内全組織の株式を保有する。ＡＥＰの全株式は政府が保有し、移転・売買・譲渡は法律で禁じられている。