[原子力産業新聞] 2007年7月19日 第2388号 <3面>

ベラルーシ 2018年に初号機運開

ベラルーシ非常事態省原子力安全監督局のA.シェグロフ局長は12日、同国初となる原子力発電所を2018年に運開させる考えを明らかにした。同局長は、2008年にも国際入札を開始するとしている。

建設が計画されているのは合計出力200万kWの原子力発電所。建設コストは25億〜30億ドルと試算されている。建設候補サイトは、クラスノポリヤンスカヤとクシノフスカヤの2地点。すでにベラルーシは準備調査に着手しており、年内に地質調査を完了する予定だ。

シェグロフ局長は、「供給者は未定」としながらも、ロシアやフランスと交渉をしていることを明らかにし、「ロシアが有力」との見方を示している。


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