[原子力産業新聞] 2007年7月19日 第2388号 <4面>

FNCA 25日、名古屋市で がん治療など講演会

アジア原子力協力フォーラム(FNCA)の成果を発表する講演会が25日、名古屋市中区の名古屋商工会議所の会議室で開かれる。

講演は、「アジアの中の日本――原子力協力の成果」町末男FNCA日本コーディネーター、「切らないで『がん』を治す放射線治療――アジア途上国で増えている『がん』」辻井博彦・放射線医学総合研究所重粒子医科学センター長、「巨大人口アジアの食糧を確保するために――放射線を利用した品種改良で収穫を増やす」中川仁・農業生物資源研究所放射線育種場長、「炭素14を用いた高精度年代測定と考古学」中村俊夫・名古屋大学年代測定総合研究センター教授。

パネル討論として「アジアの人々の生活に役立つ原子力」と題して、町氏を座長に前3氏に地元中日新聞の飯尾歩・論説委員が加わって議論する。

参加費無料、事前登録が必要。申込み・問合せは原子力安全研究協会(電話03―5470―1983)まで。


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