[原子力産業新聞] 2007年7月26日 第2389号 <1面>

東電・柏崎6号機 原子炉建屋クレーン破損を確認

東京電力は24日、柏崎刈羽原子力発電所6号機原子炉建屋でクレーンの破損(=写真)を確認したと発表した。

このクレーンは、圧力容器の蓋の開け閉めや燃料交換の際に使用するもので長さ35m、重量310トン。モーターと車軸をつなぐ部分が両側とも破損していた。耐震基準の重要度ではBクラスで、今回の地震でBクラスの施設の破損が確認されたのは今回が初めて。今後予定している圧力容器内の検査日程に影響を与える見通し。同社では、レールと車軸に異常はなく落下の危険はないとしている。


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