[原子力産業新聞] 2007年8月9日 第2391号 <2面>

参院議長に江田五月氏 与野党逆転で民主党から選出

参院選での与野党逆転の結果、7日に招集された臨時国会では、参院議長に民主党の前党参院議員会長の江田五月・元科学技術庁長官(66)、副議長に自民党の山東昭子・元科学技術庁長官(65)が選出された。

議長ポストは参院第1会派となった民主党から選出することになったもので、55年の保守合同・旧社会党左右統一以降、野党出身者の参院議長は初。女性の参院副議長も初で、くしくも元科技庁長官経験者が就任した。

江田氏は岡山選挙区の裁判官・弁護士出身。93年8月、衆院議員・社会民主連合(社民連)代表のとき、細川護煕氏が首班の非自民連立政権の科技庁長官に就任した。

山東氏は74年の参院全国区から党公認で出馬し初当選。90年12月に第2次海部内閣の科技庁長官、今回の参院選では比例代表から出馬し、自民党参院議員では現役最多の6回目の当選。


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