[原子力産業新聞] 2007年9月13日 第2395号 <4面>

原子力機構 岡山大と連携協力協定結ぶ

日本原子力研究開発機構はこのほど岡山大学と連携協力に関する協定を締結した。

協力の具体的な内容は双方が有する施設の共同利用、共同研究・受託研究などの実施、研究者などの交流、人材の育成、連携講座の設置など。

岡山大学と原子力機構は従来から一部、共同研究や受託を行うとともに、01年に大学院自然科学研究科に連携講座として「数理光量子科学」を設置、機構は同講座に講師を派遣している。今回、両機関は極微量ウラン影響効果試験を実施し、「環境安全」や「放射線安全・医療、リスク管理」などの分野でも共同研究の詳細を検討することになったため、同協定締結の運びとなった。


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