[原子力産業新聞] 2007年9月27日 第2397号 <4面>

九州電力 カザフから年50トン ウラン権益を初めて取得

九州電力は25日、カザフスタンの国有原子燃料会社であるカザトムプロム社が開発している新規ウラン鉱山開発・生産プロジェクトに参画することとし、カザトムプロム社の関係会社の株式2.5%を丸紅から取得した、と発表した。ウラン鉱山プロジェクトへ参画するため、同社としては初めてウラン取引権益を取得することになる。

同プロジェクトは、南カザフスタンのハラサン鉱山を新規に開発するもの。九州電力を含めた日本側6社が生産されるウラン精鉱のうち、フル生産時で年間2,000トンの引取権を持ち、そのうち同社は出資比率に相当する年50トンの優先引取権を有することになる。


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