[原子力産業新聞] 2007年11月22日 第2405号 <3面>

ベネズエラ 原子力発電開発を推進か

ベネズエラのH.チャベス大統領は15日、仏テレビ局のインタビューに答え、「将来のエネルギー危機に備え、原子力発電開発を推進する」との考えを表明した。

大統領は、「原子力発電は、資源枯渇や石油価格高騰など世界を脅かすエネルギー危機に対する解決策の1つ」との認識を示し、「隣国のブラジルやアルゼンチン同様に、ベネズエラも原子力の平和利用を目指す」とした。またエネルギー危機や地球温暖化対策のために、多くの国々が原子力発電開発を実施するのは当然の流れだとし、イランの立場を擁護した。


Copyright (C) 2007 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.